ラピスドリームオーケストラ アンサンブル演奏会 2012 に寄せて

6月23日は、ラピスドリームオーケストラのアンサンブル演奏会でした。

ご来場くださった皆様、ありがとうございました。

また、会場にはいられなかった方々、貴重な時間を無駄にさせてしまい、本当に申し訳ないです。

 

 

今年度からは私は運営側から離れ、様子見ながら時々相談相手になるぐらいな感じでした。今回は小規模な演奏会ということで準備を進めてきましたが、練習、本番ともにかなり大掛かりになっていました。今までも何回か客席が埋まったことは経験がありましたが、あそこまでびっしりと人が詰まってるのは初めて見ました(^_^;)

 

演奏に関しては、本番はみんなすごくいい状態で迎えられたのではないかと思います。直前のリハでは、もうこれダメなんじゃ…とか思ってましたが、ちょっとびっくり。さすがですね。私自身に、上がり症でいつも大失敗ばかりしてるのですが、最小限に抑えられたと思います。それでも下手くそな事に変わりはありませんが… 私自身色々と得るものが多い演奏会になったとおもいます。

 

終わってしまえばまたいつも通りの日常が来て、次の演奏会がやってきて、またすったもんだするのでしょう。それもまたいずれ終わります。こうやって活動を続けて行くことにどれだけの意味があるのか、といつも振り返って考えます。近年では、海外でもかなりゲーム音楽の演奏会が増え、またプロの楽団まで立ち上がるようになってきました。アマチュア楽団も増え、演奏する曲もジブリだったりと幅が広くなってきています。また、演奏を取り巻く環境も日々めまぐるしく変化しています。著作権法の議論が活発になっていたり、2083というポータルサイトができたり、K2出版という楽譜会社ができたり。私がリトルジャックに入団したあの頃では全く想像できないような構図に、今まさになってます。

 

そういうムーブメントの中で、「関西で、オーケストラでゲーム音楽演奏活動する事」にどういう意味、価値があるのか、ということがラピスドリームオーケストラのアイデンティティを方向づけて行くのだと私は思っています。理想の為に、今立っている場所で何ができるのか。10年後、どうなっていたいかな？西暦2083年にはどうなってるかな？そういうことを考えるだけで楽しいです。行動には移せないのが悪いところですが(^_^;) 今いるところが心地いいので、まだまだぬくぬくと楽しむとします。

 

そんなことばっかり考えてないで、まず楽器に向き合わなきゃいけませんが(･_･;

 

また冬にも演奏会がありますので、また是非聞きにきてくださいね～。

今回は席もたくさんあるので、ゆっくりご来場ください（笑）

 

ではでは。